関東工事・卸組合定例懇談会
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開催日時:
2025年(令和7年)3月12日(水)15:00〜16:30
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開催場所:
板硝子会館 5F 会議室
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出席者(工事組合)
田中(敏)理事長 山田副理事長 伊藤副理事長
事務局 前山
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出席者(卸組合)
田中(廣)理事長 内藤副理事長 池田副理事長
事務局 佐竹・近藤
懇談会次第
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出席者紹介
○
田中理事長挨拶(当番代表挨拶)
○
田中工事組合理事長挨拶
○
懇談会
1)
職人不足対応に関する件
2)
配送料の転嫁に関する件
3)
輸入ガラスに関する件
4)
その他
①
基幹技能士資格制度に関する件等
以上
懇談会議事録
1)
田中理事長(卸)挨拶
この場をお借りしてまず情報共有させていただく。
窓断熱補助金、とくに先進的窓リノベの2年目は初年度にくらべ件数は同レベルだが予算が1350億円に増え、窓ごとの補助額が下がったため消化は8割を切ることになった。3年目の今年は都硝協様にも呼びかけておりさらに注力してゆく。
板硝子協会、機能ガラス普及推進協議会の動きについて。
板ガラスリサイクル関連:ガラスのホールライフカーボンの計算結果が間もなく公表され、高機能ガラスの効果などが明らかに。足元ではGCのビル解体現場からのガラス回収実験が始まっており、次のステップとして、関係先へのリサイクルコストの割り当てが検討される。そのなかで我々と直接取引のあるカレット業者の情報も共有してゆきたい。
物流課題:「鉄パレットの3メーカー共同回収」では東海地区で実証実験中。
「納品条件適正化ガイドライン」策定作業:独占禁止法への抵触について指摘を受け修正中。卸としては地域によって共同配送が検討されているが、物流費の値上がりについて客先にきちんと説明してゆくことが大切。
3メーカーの鉄パレットの共通仕様化:検討中。推進協では6月の板ガラスフォーラムで若手によるパネルディスカッションが予定されている。防災安全合わせガラスのネーミングの件は難航するも継続検討中。防災ガラスの寄贈、板協による地域イベントへの出展については「当該地区の流通の意向に沿って実施」すべく舵を切っている。
2)
田中理事長(工事)挨拶
あす3/13工事組合全国理事会が仙台で開催、本日の議論も共有させていただく予定。市況:特に東京は再開発案件に恵まれている。ただ、ガラスの大板化で職人集めが非常に困難、年度末に集中することも人手不足の要因になっている。また、闇バイト事件の影響で、合わせガラスが増え、フィルム施工者も住宅物件に流れるなど、職人手配に苦心。本日は人手確保についても議論させていただきたい。
3)
意見交換
①
職人不足対応:低層階で大板ガラス指定が増えてこれまで4人一組で施工していたのが8人必要になることも。いまは特に品川で施工物件多いが今年後半〜来年は落ち着く。そして2027-28年に大きなヤマが来る。基準階はユニタイズ品の増もあり機械施工に取り組んでいるが現場の事情で機械が使えないことも多く人手が必要。
材料費はメーカーの値上げ公表などにより受け入れられたが、GCにより温度差はあるものの労務費は単価を見積書に記載してもなかなか…。配送に関しても人手が足りない(指定時間に納品できないなど荷受けも人が要る)。メーカーは時間帯指定の方向でもあり、物流倉庫を設けるなどGCに荷受けの体制整備を求めてゆく必要がある。
→今のうちから2027-28年に向けて職人の数を増やす努力を。日当UPや、販売店からの技能者の融通(GC現場に慣れるステップを踏んで)、自社職人をかかえるなど。住宅窓断熱の義務化や廃ガラスリサイクルが現実になるとさらにひっ迫する。
←(サッシ工だけでなく)ガラス工にも外国人が受け入れ可能になるので環境を整備してゆく。施工組合と工事組合の交流も検討したい。
②
配送料の転嫁:長い間できなかったガラス製品代の値上げ実現の経験を活かして配送料もGCに強く申し入れてゆく。配送費もきちんと見積書に明記。
→勇気をもって注文を断ることも検討を。
③
輸入ガラス:GCによって採用の動きあり。国内メーカーで製造できない品種寸法が図面指定されることもある。あらかじめ輸入品は梱包状態が悪いなどのリスクをあらかじめGCに説明しておくことも大切。
④
その他:配布資料に基づいて各事務局から報告があった。
※
メモ:基幹技能士受験資格:ガラス1級技能士または施工管理2級、かつ実務歴10年。
次回の懇談予定:9月5日(金)15:00(工事組合当番)
以上