連合会の概要
事業内容
会員紹介
会員紹介
 
関東工事組合・卸組合 懇談会
  開催日時: 2023年(令和5年)3月9日(木)15:00〜16:00
  開催場所: 板硝子会館5F 会議室
  出席者: 工事組合 田中理事長 山田副理事長 伊藤副理事長 事務局 前山
卸組合 田中理事長 池田副理事長 内藤副理事長 事務局 近藤 佐竹
懇談会次第
出席者紹介
田中卸組合理事長挨拶(当番代表挨拶)
田中工事組合理事長挨拶
懇談会(15:10〜16:30)
その他関連資料
① 2022年12月期板ガラス生産出荷動向(板硝子協会発表) 参考1
② リターナブルパレット適正使用チラシ(板硝子協会発表) 参考2
以上
懇談会議事録
1)田中理事長(卸)挨拶
メーカーからのガラス製品の供給遅れ、都市再開発、1000億円の住宅向け補助金制度、職人不足など、激変期のなか工事組合様との情報交換を密にお願いしたい。
2)田中理事長(工事)挨拶
松本巖前理事長のご逝去に際しお悔やみ申し上げる。多くの思い出があり寂しい限り。値上げは組合各社が真剣に元請けと真剣に交渉中、実績が出てきているが、建設新聞に値上げができていない業種として掲載された、逆手にとって交渉してゆく。過去のように値上げができない状況ではない。
3)意見交換
材料代値上げの価格転嫁、職人不足・賃上げ:デフレスパイラル脱却のため、公取委も目を光らせている。着実に材料代の値上げは価格転嫁する。また、職人からも賃上げ要請有り。人手不足もあり厚遇してゆく方針で、元請けに交渉するも粗利減や失注率上がり苦戦。職人が大都市圏に集まり地方で人手不足に。長距離の移動や宿泊でコスト上がっている。スーパーゼネコンは職人を先に押さえるなど危機感を持っており強気に交渉できる環境。仕入れるガラスの値上がり分を含めた売価の適正化に向けて30年ぶりのチャンスを活かしてゆく。
職人の働き方改革:一人親方から会社組織に移行していても、日給月給であるため、また繁閑期の差が大きいなどの理由で労働時間の管理がきちんと行われているか不明。発注者である工事店にCCUSのデータが開示されるものと思っていたが使えず、他社からの発注分まで管理することは不可。引き続き労基法などの教育必要。
賃金について親方と話しているものの若い就業者が少なく早期離職多い。登録硝子工事期間技能者(資料配布。R4年度登録者70名)もレベルに応じた賃金アップにつながっていない。ゼネコンは登録の有無だけを判断している。外国人労働者についても親方と相談しているが、作業現場では施工の際に数名で息を合わせる必要があるなど難しい。
リターナブルパレット:3/16全国工事会合で板協から説明予定。卸から板協に2/28に申し入れた意見を伝えたうえで、注意喚起を依頼。特に工期が後ろ倒しになった物件に注意。
先進的窓リノベ事業:3/24卸主催の勉強会を案内。
工事組合設立70周年記念会合:5/24(水)17時〜追って案内予定。
  次回の懇談予定:9月5日(火)15:00 工事組合当番
以上